CPAP療法とは

CPAP(シーパップ/持続陽圧呼吸療法)は、中等症〜重症の睡眠時無呼吸症候群(SAS)で最も広く行われている治療です。眠っている間に気道が閉じてしまうのを、空気の圧力で内側から支えて防ぐ仕組みです。ここでは、導入から続け方、費用までをまとめました。


CPAPの仕組み

装置から送られる空気を、鼻に装着したマスクを通して気道に届けます。この空気が「つっかえ棒」のように働き、のどがふさがるのを防ぎます。これにより、睡眠中の無呼吸やいびきが抑えられ、深い睡眠がとりやすくなります。多くの方が、使い始めてから日中の眠気の改善を実感されます。


CPAP療法の対象

保険診療でCPAPを導入する場合、次のいずれかが原則となります。

  • 簡易検査でAHIが30以上
  • 精密検査(PSG)でAHIが15以上

基準に満たない場合でも、症状や合併症の状況によって医師が判断します。詳しくは 検査の流れ をご覧ください。


導入の流れ

  1. 検査で重症度を確認し、CPAPの適応を判断
  2. 装置とマスクをお渡しし、使い方をご説明
  3. 自宅で使用を開始
  4. 使用データ(無呼吸の回数・装着時間など)を確認しながら、圧やマスクを調整
  5. 月1回程度の定期受診で経過を管理

続けるためのポイント

CPAPは「続けること」で効果が得られる治療です。最初は違和感があっても、調整やサポートで多くの方が慣れていきます。

  • マスク選び:顔に合うタイプを選ぶと、空気もれや圧迫感を減らせます。
  • 乾燥対策:加湿機能を使うと、鼻やのどの乾燥をやわらげられます。
  • 気になる点はこまめに相談:「うまく眠れない」「もれる」などは調整で改善できることが多いです。
  • お手入れ:マスクやチューブを清潔に保つことも大切です。

定期受診が必要な理由

CPAP療法は、装置の使用状況を確認しながら続けることが保険診療の前提になっています。月1回程度の受診で、無呼吸がしっかり抑えられているか、無理なく使えているかを確認します。当院は在宅医療にも対応しており、継続管理の体制を整えています。


費用の目安

保険診療の場合、装置のレンタル料と毎月の管理料(在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料など)を含めて、3割負担で1か月あたり4,500円〜が目安です。マスクやチューブなどの消耗品の費用は管理料に含まれます。詳しくは受診時にご案内します。


CPAPをご検討の方へ

「検査でCPAPをすすめられた」「続けられるか不安」という方も、まずはご相談ください。

たちかわファミリークリニックでは、導入から継続管理まで一貫してサポートします。


当院の経験では、マスクを装着することに不安を持たれる方が多いです。

マスクは形の種類が豊富で、それぞれにサイズがあります。ご自身の顔に合ったものを交換しながら探すことが可能です。その際に、別途の費用は発生しません。

機器の空気の圧力は、微調整が可能です。実際に使っていく中で、送気圧を調節して、その方にちょうど良い圧力を探すことが可能です。

違和感や空気もれがある場合も、調整で改善できることが多いので、ご遠慮なさらずお申し出ください。

ほかの治療法は 治療法のページ、放置した場合のリスクは 放置するとどうなるか をご覧ください。受診をご希望の方は 受診のご案内 へどうぞ。



監修:

たちかわファミリークリニック

院長 松江修平


監修者画像
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立川市と周辺自治体地図
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たちかわファミリークリニックは、立川市に所在しています。

JR中央線立川駅および多摩都市モノレール立川北駅から徒歩13分の場所にあります。

立川市は国分寺市、国立市、東大和市、小平市、昭島市、日野市、武蔵村山市、福生市に隣接しています。

当院での睡眠時無呼吸症候群(SAS)の相談は、これら地域からも多数の患者様お越しいただいております。

睡眠時無呼吸症候群のさまざまな症例を経験し治療しておりますので、自覚症状にお気づきで、少しでもご心配に感じられましたら、安心して当院にご相談ください。